
多汗症

腋窩多汗症
腋窩多汗症(脇の下の汗)
ボトックス注射で爽やかに過ごす毎日
ワキガ(腋臭症)、腋窩(脇の下)多汗症は、ワキの下に存在する汗腺層の中のアポクリン腺、エクリン腺、皮脂腺が原因となっています。
腋窩多汗症とは、腋窩に異常な量の発汗を生じる状態を言います。腋窩多汗症の方は、発汗に関与するエクリン汗腺の発達により、大量の汗が出て汗ジミができます。エクリン汗腺は、自律神経(アセチルコリンにより作動する交感神経)の支配を受けています。
ストレスや極度の緊張などの心因性の刺激を受けた時、交感神経の作用が高まるために、エクリン汗腺からの発汗が増加し、大量の汗をかきます。
臭いはあまり気にならず“汗が多い”すなわち腋窩多汗症に効果があるのが、ボトックス®による治療です。
ボトックス®は、エクリン汗腺への神経伝達物質であるアセチルコリンの放出を、抑制する働きがあります。ボトックス注射は、この働きを利用する治療方法です。腋窩に片側50ユニットのボトックス®を皮内注射することで、約5ヶ月間発汗を抑える効果が得られると欧米で報告されています。また、エクリン汗腺からの発汗が減少する事で、同時に軽症のワキガにも治療効果を得ることができます。
ボトックス注射は、気軽に受けて頂ける治療ですが、効果は4〜6ヶ月と限定されますので、特に汗が気になる季節の前に(春先)、定期的に注射されることをお勧めします。
もちろん、リッツ美容外科では、ワキガ、多汗症の原因を根本から取り除く、永久的な効果がある手術も行っています。
ドクターが、貴方の日常生活、状態を伺って、貴方に合った方法を診断致します。
ボトックス®(BOTOX)とは
ボトックス®は、ボツリヌス菌から抽出したボツリヌス菌Aトキシン製剤のことです。
2002年にアメリカのFDA(食品医薬品局・日本における厚生労働省)で、正式に認可されて以来、世界中の国々で使用されています。ボトックス®は、ボツリヌス菌から、身体に害のないA型血清毒素だけを精製して取り出した安全な注射薬です。A型ボツリヌス菌製剤には、いくつか種類がありますが、一番高品質で安全性が高いのが、当院で使用しているアラガン社製といわれています。ボトックス®は、アメリカのアラガン社の登録商品製品ですので、同じような働きを持つ製品でも本来はボトックスとは称せません。安価な類似品も出回っていますので、慎重にクリニックを選択しましょう。
尚、ワキガ(腋臭症)は、腋窩が特有のにおいを放つ場合をいいます。通常、不快な体臭が過剰にある状態を臭汗症といいますが、臭汗症の原因はアポクリン汗腺による場合とエクリン汗腺による場合があります。ワキガは、アポクリン臭汗症に属するものです。
アポクリン腺の発達が著しく、ここで作られた汗が、皮膚表面に存在する常在菌と反応し低級脂肪酸に分解され、あの独特な嫌なニオイを発生します。この場合は、アポクリン汗腺を取り除く手術を行います。

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手の平・足の裏の汗 |
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発汗のメカニズムは、交感神経系が過剰に亢進し、それに支配される皮膚の汗腺から多量に発汗します。交感神経とは自律神経の1つであり、手の平や腋の下に汗を出すように指令を送る神経です。特にストレスや不安を感じますと、自律神経(交感神経)の働きが活発になりますので、緊張した時には、手の平にビッショリと汗をかいてしまう方がいらっしゃいます。理論的には、交感神経系か汗腺どちらかをブロックすれば、発汗量が減少することになります。皮膚の汗腺のみを直接除去できれば理想的ですが、手の平や足の裏は緻密な運動神経・感覚神経が皮下をはっていますので、汗腺をとることはできません。従って、手の平や足の裏は神経系の手術となります。脊髄神経の近くを走る交感神経を一部分除去してしまいます。それを胸腔鏡下交感神経節切除術といいます。この手術は、ペインクリニック科、麻酔科、胸部外科などで行っています。
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